これからマンションを買う方へ
本日はこれからマンションを買おうかなと悩んでいる方向けに、良い営業マンと悪い営業マンの見極め方を解説しようと思います。
良い営業マンの特徴というかたちでどんどん説明していきます。
デメリットを説明してくれる
この世に完璧な物件は存在しません。
都心の便利な場所にあれば、夜の騒音が気になります。逆に郊外の静かな環境であれば利便性は落ちるでしょう。
特に立地に関しては、それぞれの条件がトレードオフになるのでデメリットを必ず聞くようにしてください。
その他の点についても同様です。
いかにお買い得か強調しすぎる、いかに良い設備なのかばかり説明するといった場合は慎重になってほしいです。
判断をお客様に丸投げしない
購入希望者の希望や条件をしっかりヒアリング後は、営業マンの方が最適な物件を判断できるケースが多いです。
やはりお客様よりも見てきた物件数が違うので、判断に慣れています。
一方でお客様は比較する点が多すぎて、どれが一番良い物件なのか迷われてしまうことが非常に多いです。
もちろん最後はお客様が決定することになりますが、できる営業マンであれば、それぞれの特徴を整理してどの物件がよいのか一緒に判断してくれます。
早く売り切りたい物件があるから、恣意的におすすめされることもあるのでその見極めが難しいですが、「情報を整理した上で、フラットな判断を促しているか」という点を注視してほしいと思います。
金融知識の豊富さ
マンションの購入は、人生で最も大きな買い物という方が多いと思います。
いくら自分が住むといって、長期的な投資という側面があるので、ローンの種類、金利、返済期間など購入方法、返済は特に慎重になる必要があります。
できる営業マンであれば、複数の選択肢を提示してくれるはずです。
数十年にわたるシュミレーション、審査難易度にある複数の金融機関など、素人にわかりにくい点を、計算式やグラフを用いて説明する準備をしてくれるでしょうか。
購入者側も最後まで妥協せず、わからない点は聞く、納得するまで考えぬくという姿勢が大切です。
購入を急がせない
営業マン側の立場になれば、たくさん契約を取ればインセンティブがたくさん入ることになります。
お金の面だけ見れば、あまり悩まずにすぐに購入を決めてくれるお客様の方が営業マンに都合が良いのです。
しかしお客様からみれば、できるだけ多くの選択肢を見てじっくり選んだ方が、自分にぴったりの物件を見つけられる可能性は高まります。
〇〇までに契約すれば割引可能です、他にも検討している人がいるので今がチャンスですよ、といった常套句には注意しましょう。
ある程度契約を取れている営業マンであれば、焦る必要はありません。
そのため、内見をしてもらって、必要な判断材料を渡したら、お客様の判断を待ってくれるという方が多いのです。